家を通し受け継いだ、子を想う親の気持ち小池さんの家/栃木県宇都宮市
約38坪/5人暮らし
設計・施工:株式会社吉田工務店

Credit : Writer きづき編集部, Photo 本多元
From : きづきvol.39「ら・くらす」

日々の営みに宿る、暮らしの色。OMの家で暮らす方々にフォーカスし、それぞれの“家づくり”や暮らしぶりをうかがいました。そこにはおどろくほど多様で、あたたかなストーリーがありました。

雨の日でも子どもが自由に遊べる環境を

宇都宮市にある小池さんの家を訪ねたのは晩秋の冷たい雨の日でした。いつも外で走り回っている子どもたちも、今日は屋内に活動の場を移しています。家中を走り回って遊ぶ子どもたちをみながらご夫妻はいいます。「いつもこんな感じです。いつだったか、OMソーラーの立下がりダクトによじ登ってずれてしまった時はあわてて工務店に電話しましたが(笑)」子どもが自由に遊べる環境をと願うご夫妻にとってはこれも日常の一コマ。開放的な間取りは、ご夫妻の気持ちのゆとりも生んでいるようです。

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  1. ダイニングは、ご主人一番のお気に入りのスペース。
  2. 暖かい空気を家の中に取り入れる立下がりダクトは、小さなギャラリーに。

家づくりの決め手は、
暖房器具がなくても冬を過ごせる家

ご主人がOMソーラーを知ったのは、奥さまの実家に初めて行ったときのこと。
暖房器具がないのに家全体がほんのり暖かく、そのしくみをお義父さまに尋ねるうちに「自分もいつかこんな家づくりをしたい」と思うようになったそうです。
奥さまと結婚し2人のお子さんが生まれ家づくりをするタイミングになったとき、ご夫妻は自然エネルギーを活用した家を何社か検討しました。暖房器具を置かずに冬が過ごせるか各社に尋ね比較した上で選んだのはOMソーラー。「OMソーラーなら他の暖房器具がなくても過ごせることは知っていましたから」とご主人は話します。奥さまの実家を建てた工務店であれば間違いない、そんな想いもあり、実家と同じ吉田工務店に家づくりを任せることにしました。

大きな吹き抜け。子どもたちが2階にいても気配を感じることができる。

快適に暮らしを楽しむために必要な
気軽に相談できる工務店の存在

長く快適に暮らすには、日常のお手入れなど住まい手の気配りとともに、定期点検や修繕など工務店に気軽に相談できることが大切です。「実家の父も昔からよく相談していましたが、吉田さんにはちょっとしたことでも相談に乗ってもらっています」と奥さまはいいます。家づくりをきっかけに、棚作りなどDIYが楽しくて、休日もほとんど家で過ごすというご主人は、「そのうちデッキの塗装をしたほうがいいかなと思って」と、塗り替えの時期に気を配ります。塗料や刷毛の種類なども解らない、はじめての経験ですが、吉田工務店を頼りに家との関係が深まります。

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  1. 2階から吹き抜けを見る。風通しもよく洗濯物もよく乾く。
  2. 2階の子ども部屋。ゆくゆくは仕切って3兄弟の個室となる。

家づくりを通し受け継がれた、
子を想う親の気持ち

奥さまのご両親が家づくりをしたのは、奥さまが中学生のころでした。
ご両親は共働きで、学校から帰るまで冬は暖房も入っていないし、夏も窓も締め切られた家でした。それにもかかわらず、家の中に入ると冬は暖かく、夏も涼しくて快適だったそうです。「誰もいない家に帰る子どもたちの気持ちも、せめて暖かい家だったら和らぐのではと思ってOMの家にしたんだと、後になって父から聞きました」と奥さまは話します。家を通して子を想う親の想いも、親から子へ受け継がれているようです。

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  1. リビングのとなりにある1階和室。冬は陽だまりに夏は風通しのいい場所。
  2. 太陽光発電とOMの集熱を同時にしている屋根。特徴のある形に仕上がった。

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